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2007年3月

会津八一記念館と北方文化博物館

Cimg1307 今週末は新潟で過ごしたので、懸案にしていた「会津八一記念館」と会津八一が晩年を過ごした伊藤家の別邸であった「北方文化博物館新潟分館」に出かけてきました。相馬御風といい、会津八一といい、新潟は早稲田に縁のある方が多いですね。3月に入って、ずっと寒い日が続いていましたが、今日は暖かくなって、散策にはちょうどよい日和となりました。Cimg1305 八一記念館は新潟の繁華街を通り抜けた、閑静な文教地区の住宅街の一画に立っており、すぐ裏は公園の中を、日本海の海岸に出られる小道が続いています。撮影は禁じられていたので、パンフとチケットの写真です。「学規」は生前の八一が、正式に弟子と認めたものにだけ与えたもので、同時に自らの範としたものです。「ふかくこの生を愛すべし。かえりみ070324_ て己を知るべし。学芸を以って性を養うべし。日々新面目あるべし」。心に響くものがあります。

八一記念館よりは少し繁華街に近い、古い住宅街の中に「北方文化博物館」があります。この建物は、新潟の豪農伊藤家の新潟別邸として建てられたもので、玄関は間口が狭いのですが、奥には広い庭園と茶室(清行庵)があります。また、建物も数奇屋二階建の和風建築と八一が寓居した洋館建築を繋いだ構造になっています。

070324__1 八一の書も多く残され、庭には句碑も立っていますが、驚いたのは、良寛さんの書にも出会えてしまったことです。そういえば、良寛さんも新潟の出身でしたから、出会えても不思議はないのかも知れませんが、なんだか、とても得した気分になりました。庭には、ちょうど梅の花が香っており、春のうららかな一日をゆっくりと過ごすことができました。記念館と博物館は、比較的近いので、訪ねたい方は両方行かれるとよいと思いますが、どちらか一方と言われれば、わたしは後者(博物館)の方がお奨めですね。

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佐潟と雪割草

Cimg1239_1 佐潟は新潟市の西南部にあり、ラムサール条約にも登録された野鳥の生息地です。残念ながら訪ねて行った時は、すでに白鳥も旅立った後だったようで、姿が見えませんでしたが、写真では沢山の水鳥が羽を休めている姿が見られます。新潟はその名の通り、昔は潟=沼地の広がる平野だったようで、ここ佐潟は、当時の新潟の原風景を残すところなのかも知Cimg1246Cimg1249れません。バックには角田山と言って、弥彦山とともに、新潟平野の海岸線に屏風のように聳える山ですが、このあたりの山には雪割草が自生しているそうです。残念ながら、寒の戻りで、新潟はいきなり真冬にもどってしまい、自然の雪割草を見ることはできませんでしたが、代わりにCimg1248Cimg1251花工房という山野草店で、雪割草の奥深さに触れるとができました。ふつうの雪割草は一重の変哲も無い野草ですが、珍しい種類になると、とんでもない高値が付くようです。写真の青紫のものは、50万円という値札が付いていて、ビックリ。Cimg1252でも、次々に見ていくうちに、少しづつ雪割草の面白さが理解できるようになってきた気がします。緑と白の取り合わせ。白と紫の色合いと均整のとれた花の姿が美しいもの。同じ雪割草なのに、これだけ表情が変わってくるんですね~。たかが雪割草、されど雪割草・・・ですね。

   

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雛祭り茶会

Cimg1210 3月3日は桃の節句。わたしの姉弟子がフランチャイズにしている仙台市大町の「緑水庵」で、ひな祭り茶会を行いました。毎度のことですが、大人数のお客さまをお招きする時は、人手が足りず、わたしも駆り出されます。違い棚にお雛様お内裏様、右大臣左大臣に三人官女、五人囃子を飾りつけ、桃の節句にふさわしい茶会飾りです。

Cimg1209 点心も、姉弟子の手作り。ウサギさんの押し寿司に、玉栄の厚焼き玉子と菜の花。黄色と黄緑色の春らしい取り合わせです。お吸い物は、蛤といいたいところでしたが、予算の関係で残念ながら、あさりになりました。でも、いい出汁が出ていて、とても美味しかったですよ。

Cimg1191_1

点心の席には、お客様が自分で選べるように、姉弟子がコツコツ買い揃えた、様々な焼き物ののぐい飲み、杯が並びます。焼きしめ、唐津、織部、よくもまあ、これだけ揃えたもの。彼女のお茶会は、毎回毎回、凝りに凝っていて、お客様の評判です。

Cimg1199 床飾りは、桃の花と椿。香合は御所車。お茶を嗜んでいらっしゃる方の中には、写真を見てアレッと首をかしげる方もいらっしゃるかと思いますが、わたくし共の流儀では、香合は懐紙ではなく、袱紗に乗せて飾るんですよ。

Cimg1221 今回は娘も手伝ったし、桃の節句だったので、わたしは裏方だけ務め、表には出ませんでしたが、最後くらい裏方みんなのお茶を点てろと責められ、Gパン姿のままお茶を点てるハメに・・・・・。お客さまがお帰りになった後で、みんなで寛いでいただくお茶が、実は一番美味しかったりするんですよね。

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久しぶりのコンサート

Cimg1179_1 たまたまチケットを手に入れたので、久しぶりにコンサートを聴きにいってきました。場所は以前にもご紹介した「りゅーとぴあ」(新潟市民芸術文化会館)です。出演者は千住真理子とスロヴァキア室内オケ。演目はモーツァルトのティヴェルティメント、ドヴォルザークの弦楽セレナーデとヴィヴァルディの四季。ヒーリング・バロックという紹介がチラシに載っていました。Cimg1181 約1900席のアリーナ型のコンサートホールは、残響時間2.23秒の音響効果が売り。オーケストラ専用ホールのようですが、ステージはやや狭く感じました。アリーナ型のせいでしょうか?3階席だったので、ステージはごらんのように遠くに見えましたが、確かに音は上までよく響いてきました。曲目からもお分かりのとおり、軽めのメニューで、2時間があっと言うCimg1182 間でした。演奏後、千住真理子さんのCDサイン会もあり、ファンの方が並んでいました。まじかに見た千住さん、テレビで拝見していた頃と変わらず、お綺麗でしたね。今年はコミックやドラマでもプチ、クラシックブームとか。たまに、ヴァイオリンの優しい音色を聞くと、気持ちが和らぐ気がします。ついでに美味しい食事でも取れると最高だったのですが、独り身のつらさ。寮に帰って、ホカ弁をつついて夕食にしてしまいました。

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