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2007年9月

長春(チャンチュン)の街

Cimg2626 吉林省の省都として、政治、経済、文化の中心を担っている長春は、「杜の都」と呼ばれるほど緑豊かな街であり、同じ呼び名を持つ仙台市と姉妹都市となっています。また、四季のちがいがはっきりしており、穏やかですごしやすい気候のため、中国では「北国春城」とも呼ばれるそうです。いずれ、呼び名からは、とても美しい街という印象があります。

Cimg2555 ここには、長春第一自動車製造工場と長春映画製作所があり、自動車工業と映画製作の拠点として、中国国内では有名です。

Cimg2580 また、かつては満州国(中国では偽満帝国と呼びます)の新京という首都がおかれた街 だったことでも有名であり、満州国の傀儡皇帝であった溥儀の宮殿(偽皇宮と呼びます)だった建物が、そのまま保存されています。この建物は映画ラストエンペラーのロケにも使われたそうです。

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片貝花火

Cimg32509月9日といえば本来は重陽の節句のはずですが、今年は台風の影響か湿度も高く、よくもまあ何時までも暑さが続くものだと、ため息をついていました。さて、その日が、今年の片貝花火大会の初日でした。片貝は、長岡市内のはずれ、小千谷縮で有名な小千谷に近い集落です。ここの奉納花火大会は、新潟ではとても有名で、一部には長岡花火よりもすごいといCimg3249う人がいるくらいです。ここの目玉は四尺玉の花火。玉の直径が四尺、約1メートル20センチ、重さ450Kg、打ち上げると花火の直径は800メートルにもなるそうです。その他にも三尺玉が2発。尺玉クラスが、ほぼ標準といってもいいでしょう。片貝の凄いのは、こうした大物花火を、ほぼ頭の真上で見物できること。沢山のお祭り客が集まっているのですが、それでもCimg3261なんと か見物場所は確保できます。普通の5号とか7号とかのクラスの花火は、打ちあがると火の玉が空中で光って、パッと開くのですが、尺玉になるとあがり方が全く違います。ズンという打ち上げ音が響くと、光の柱がギュルギュルとうねりながら天に昇っていきます。そしてズドンという衝撃とともに、バッと大輪の花が夜空一杯に開きます。一本一本の迫力とCimg3243体に伝わる衝撃が片貝花火の特徴かも知れません。そして、開いた花が夜空に溶けるように消えていく様を、大切に最後まで鑑賞します。このあたりが「奉納花火」の良さでしょう。必ず花火の前に、奉納者のメッセージが読み上げられるのも、ここの花火の特徴です。「お父さん。空から見ていてね。」とか「愛してま~す」とか。今年は「どんだけ~」なんてのも連発Cimg3253_2 していましたね。さて、最後の写真、暗くて判別できないでしょうか?変わり花火で赤いハートマークが次々に打ちあがる仕掛けになっていました。これはプロポーズの花火だったかな~?

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おわらスナップ

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Cimg3240いつもブログ写真がピンポケしてしまうわたしですが、今回のおわらは結構うまくとれたと一人で勝手に喜んでいます。せっかく沢山撮ったので、もう少しブログにのっけます。

多くの方がおわらに魅せられる要素のひとつに、町流しでまじかに見られる踊りの臨場感があると思います。町流しの踊り子たちは、おわらの期間は、その辺のアイドル顔負けのCimg3216_2Cimg3241人気。観光客は、踊り子たちと一緒に記念写真をとって喜んでいます。また、娘さんたちも快く引き受けてく れていて、一緒に楽しんでいる感じがいいなあと感心しました。一方で、強引なカメラマンや観光客が、自分の場所を確保するためにグイグイ押し込んできて、主催者側の係員が必死になって怒鳴り声を上げるなんてシーンも見受けられます。群集の圧力って、統制が効かなくなると危 ないので、係員や警官も必死です。あまりの人の多さに「切れた」Cimg3201_2Cimg3208おじさんやおばさんから「見えねーぞ!」とか「こんなところ二度と来ない!」という罵声が聞こえる場面もありました。仮設トイレを設けていても、トイレは長蛇の列ですし、あまり風流なイメージだけ膨らませて来ると、大変な混雑に幻滅してしまうということにもなりかねません。ご注意を!

Cimg3220さて、おわらスナップで今回私が一番気に入った一枚がこの写真。編み笠の踊り子の後ろ姿が、うまく取れているでしょ(^^)

良く見ると笠の下に、可愛いピンクの花の髪飾りをつけていて、いい雰囲気が出ていると思うのですが・・・。

Dsc02587 前回のブログを見たH先輩(GWにスコータイの写真を送ってくれたので、ブログに掲載させていただきました)から、メールをいただきました。H先輩はこの夏、羽後町の西馬音内盆踊りを見に行ってきたそうです。西馬音内もすっごく素敵な踊りですよね。編み笠を被るのはおわらと同じなんですが、「端縫い衣装」といって古布を継ぎ合わせて、代々受け継いでいく大切な着物を着て踊るところに特徴があります。艶やかで、これはこれでなんとも言えない風情があります。わたしも数年前に一度行ったことがあります。

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越中八尾風の盆

Cimg3233_2昨日9月2日、富山市の八尾(やつお)に「おわら風の盆」を見に行ってきました。長岡花火とこのお祭りは、わたしの新潟赴任が決まった時から、必ず行こうと決意していたもの。二つとも念願が叶って、ほ~んとに幸せです(^^)。おわら風の盆は、毎年9月1日2日が本祭りで、今年は週末にぶつかったことから、例年以上の人出だったようです。八尾の旧町は駅Cimg3190前から3km強の細長い坂の街で、ここに、11の町内があり、約2万人が暮らしています。でも、この期間だけは東京を中心に全国から1日平均8万人もの観光客が押し寄せる一大アリーナと化します。昨年の拓郎・かぐや姫つま恋コンサートが3万5千人だそうですから、その倍以上の人が集まる大イベントな訳ですね。このため、街の周辺道路を封鎖Cimg3197し、交通規制をかけたり、仮設トイレを多数設置するなど、イベント会場としての準備は大変大掛かりなもの。電通・博報堂並みですね。きっとここまでのノウハウを身に着けるのは大変だったと思います。さて、変な感心のしかたをしちゃいましたが、風の盆は、本来はとても静かなお祭りです。三味線と胡弓のもの哀しい音色と編み笠を被った踊り手の美しい踊りが、心を惹きつCimg3200けます。男踊り、女踊り と少しずつ振り付けが異なっており、それぞれが美しい、みごとな所作になっています。それもそのはず八尾の人たちは年に362日(お正月以外?)、この日に向けて子供の頃からずっと修練を重ねているそうですから。とても私たちが付け焼刃で踊れるようなしろものではありません。一応、輪踊りといって、一般の方も参加して踊りを楽しむこCimg3199とが出来るようになってはいますが、手さばき、 指使いの美しさは簡単には真似できません。街のあちこちには、観光用のステージが設けられており、観光客は、安心して踊りを鑑賞することができるようになってはいます。ここでずっと踊りを鑑賞している人もいますが、わたしの目的は「町流し」。11の町内の踊り手がそれぞれ八尾の町内を踊り流して歩くものでCimg3202す。ただし、何時、何処を流すかは、当人たち以 外は誰も知らないので、観光客は町流しを探して、街中をさまようことになります。運よく巡り会えればラッキーですが、大抵は、すでに黒山の人だかりとなっており、「見えたのは観光客の頭だけ」という状況がしばしば生まれます。ネットで検索すると、皆さんが口々におわらの良さを守ることと観光とのバランス(あまCimg3203 りに多くの観光客が訪れ、お祭りが荒れていくことへの憂慮)を問題視しているようです。もっとも、わたしもその観光客の一員ですが。正直、あまりに人気が出すぎて、確かに観光イベントとしてのキャパを超えかけている面もあるように見受けられました。一部の愛好者と地元の方々の楽しみだったものが、観光化され、傲慢で自己中心的な観光客に迎合して、Cimg3217 どんどん質を落としていく・・・ような事がなければいいなと思います。

町流しを探して歩いていて、運良く東新町の小さなグループの町流しに出会えました。女性三人男性数名に地方(じかた)だけで、花代をいただいた裏通りの家を回っていたところでした。観光客も数人だけ。とても静Cimg3231かで、優雅で、切な くて、美しい時間でした。もっと見たくて、東新町のグループの後ろについて行ったところ、東新町の集会所に戻ってしまいました。東新町は八尾の街の一番奥で坂の一番高いところにあります。そこから通りを見下ろすと、下り坂に沿ってずーっと雪洞が灯っていて、空にはきれいな半月がかかっていました。通りがかりの人が、なんだか違う時Cimg3181_2 代に来たみたいと呟いていました。ほんとに、静かで美しい月でした。ここまでは、あまり観光客も入ってこないようで、ご近所の方々ものんびりとお祭りの雰囲気を楽しんでいるようです。最後に富山の三銘菓のひとつ「おわら玉天」を買って帰りました。おわら玉天は、おわらの名が示すとおりここ八尾の銘菓。八尾名産の和紙に包まれた「卵焼き」のような和菓子でCimg3182す。マシュマロのような柔 かな食感と、卵白のあっさりした甘さを卵焼きの中に押し込めた素朴なお菓子。写真は包装のしていないものですが、包み紙にはおわらの歌詞が印刷されていました。「おわら踊りの笠きてござれ しのぶ夜道は おわら 月あかり」

 

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