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2009年1月

ティルタエンプル

Cimg4340 ティルタエンプルは聖なる泉の寺院と呼ばれる、清らかな湧水の豊富な聖地です。バリ島は水の豊富な島で、有名なライステラス(段々田んぼ)も豊富な水がなければ米作はできませんから、日本の農村と同様、バリでは水は大変重要な役割を担っています。宗教儀式の中でも清浄なものとして信仰 に欠かせない役割を担っていますが、特にこの寺では沐浴をする人々が絶えず訪れるようで、わたしが立ち寄った時にも、写真のように大勢の信者さんたちがいらっしゃいました。Cimg4341

ブログの参考にするためにネットで旅行者の方の感想を読みましたが、皆さん、パワー スポットで気を感じる場所だと書いていました。ホントにとても気持ちのよい場所で、神聖な場所という荘厳さではなく、清清しさを感じる場所でした。

Cimg4345 信者さんたちは、寺院の入り口でお祈りを捧げた後、沐浴場で心身を清め、最後は奥にある集会所でバリヒンドゥの僧侶からお祈りと清めの儀式をしてもらう流れのようです。日本でも千日回峰行の行者さんの通り道に信者の方々が座り込んで、功徳を分けていただく習慣がありますが、地面に座り込んで祈りを捧げる姿が、なんだか日本とよく似ている気がします。多くの日本の観光客が、昔の日本の面影を見て、親しみを覚えるのだそうですが、私にもよく分かります。第一、観光地が「ライステラス」だって言うんですから、それじゃあ私の田舎だってバリとおんなじって言いたくなります。もちろんCimg4285 常夏の国じゃないですから、何時でも田んぼに稲が実っている訳ではありませんがね。バリでは一年中、田植えと稲刈りを繰り返しているようで、一体、何毛作?って感じです。

お米はタイ米と同じ細長いお米ですが、ナシゴレンのようなチャーハン(炒めご飯)にはバッチリ合います。「イブ・オカ」っていう有名な「豚の丸焼き丼」屋さんで「バビグリン」という豚の丸焼き丼を食べたのですが、これがすごく美味しかったです。濃い赤色の部分は、カリカリに焼いた皮で、その下にお肉と黒っぽい腸みたいな部分が添えてあります。バリはイスラムじゃ無いから豚丼があるんだよな~と考えながら、バクバク喰っていました。現地じゃ結構高級料理ですが、一杯200~300円くらいですから、我々からすると食べごろのお値段です。

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バリひとり旅

Cimg4334 新年明けましておめでとうございます。昨秋から更新していなかったブログをようやく書き換えます。今年はもう少しこまめに更新したいっ・・新年の抱負であります!

さて昨年末慌しい日本を抜け出し、バリで短い夏休みを過ごして来ました。クリスマスを挟んで4泊の短い休暇でしたが、家族や職場の同僚の協力をもらってなんとか実現した貴重な時間でした。ありがたやありがたや。みなさまに感謝申し上げますm(_ _)m。

バリはインドネシア共和国を形成するジャワ島やスマトラ島などの大小1万7千からなる島のひとつで、イスラム教が80%強を占める共和国の中ではたった2%しかいないヒンドゥ教徒の島です。島の生活にはヒンドゥの信仰が根付いていて、街のあちこちに祈りの場があり、朝には女性たちがお供えを捧げて回ります。Cimg4273 Cimg4274まだ涼しさの残る朝の静けさの中で、その姿がとても印象に残りました。彼女たちにとっては日々の習慣の一部で、自然な振る舞いなのでしょうが、我々のような異邦人にとって、なんと美しく映ることでしょう。毎朝、彼女たちのお祈りの姿に見とれていました。

商店街でも同じように店ごとに朝のお供えを行います。日本でも神棚へのお参りや盛り塩などの商売繁盛の信仰はありCimg4402 ますし、清浄を旨とする点ではCimg4403 変わらないかとも思いますが、彼女達の祈りには商売の現世利益よりももっと自然な生活の中での神への敬いという感じを受けます。そのお供えをのら犬や野生の鳥や猿達が来て、朝食として食べていくのです。人間とその他の生き物が自然に共生しています。人もそれが当たり前なので、とくに可愛がる風でもなく、かと言って追い払ったりするCimg4284 こともせず、お互いが空気のような存在で認め合っているといCimg4365 う印象を受けます。でも車で轢いたり傷つけたりしないよう、ごく自然に気を遣っています。悪意を持って生き物を傷つけようという病んだ心を持つ人間がいないせいか、動物たちもまるで人間や車を無闇に恐れる様子がありません。人も犬も、日本のようにイライラしたり、臆病だったり、そういう気配が全く感じられないことに、当たり前のようでありながら日本ではもはや感じることのできない、心の安らぎのようなものを感じます。人として美しい・・・・ウブドの街をひとりでブラブラしながら、そんなことを考えていました。

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