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羽衣

Cimg4857_3 今年うちの庭に1輪だけ花をつけてくれた椿です。

うすいピンクの花びらがいかにも薄絹を連想させて、羽衣椿とは良く名づけたもの。

日本だけで約三千種ある椿の園芸品種の中でも、とても繊細で気品のある花だと思います。

茶席では「冬椿、夏むくげ」と言って、11月から4月までの炉の季節には欠かせない存在ですが、なぜか開いた花ではなく蕾を飾るのが慣わしです。

わたしも蕾を愛でるという美意識を茶席で初めて知りましたが、フーッと息を吹きかければ今にも開きそうな蕾の生命力に満ちた美しさにショックを感じました。

例外として侘び助椿だけは開いた花を茶席に入れるのですが、これは満開になっても五分咲き程度までしか開かない「猪口咲き」の慎ましい形だからだそうです。

別の本で読んだのですが、日本では「花の開いていく過程を尊ぶので、花を贈るときは三分から五分咲きのもの。満開の花を贈ると、吝嗇(けちんぼ)と言われる」のだそうです。

昨日から急に花冷えが始まり、油断していると体調を崩しそうです。明日はいよいよ茶事本番。気を引き締めてまいります。

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