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古代の末裔

Cimg5081出雲大社に向かって右手に、熊野川の細い水路を挟んで出雲大社北島国造館があります。

今は国造を「こくそう」と読ませますが、古代律令制では「くにのみやつこ」と読ませ、大化の改新の頃まで続いた官職でした。

北島家は千家家とともに、代々出雲大社の祭祀長を引き継ぐ出雲国造家を世襲で継いで来た、出雲一の名族だそうです。

Cimg5088 さすが大和王権に国譲りをしたという神話の発祥の地。天皇家や京都以外で、現代までこんな古い家系が続いているんですね~。現在は出雲教という伊勢神道系から独立した神道教団となっているようです。

大門(おおもん)は北島家の正面を飾る堂々たるもの。安政6年の建立だそうですから江戸末期に松江藩主から奉献されたもの。ここの大注連縄も太さ3mだそうです。

Cimg5083

邸内の庭園は滝を取り込む心字池に、白砂の庭園が広がり、神道教団の総本院らしく清浄な雰囲気があります。この大門の前の通りは真名井社家通りといって石垣に白壁の続く、時代のある美しい景観になっています。

Cimg5086しかし、出雲には他にも伝統産業であった製鉄で財をなした出雲三名家(田部家、櫻井家、絲原家)が、現在でも島根県下の実力者として影響力を持っていたりと、近代以前からの名門が息長く続く、全国でも珍しい地域なんですね~。日照率が全国一低く、自殺率が全国一高いジミーな県と昔記憶していた(間違っていたらゴメンナサイ)のですが、改めて島根の文化風土の奥深さを見直した気がします。

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