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今年の初釜

Img_0046 この週末は土日とも初釜でした。土曜日は、子供教室の初釜と新年会。日曜日は子供教室の先生の社中の初釜の手伝い。こんな生活がここ4年ばかり続いていますが、自分から進んでお茶の稽古をやることもない私には、お茶に触れていることのできる数少ないとても貴重な機会ですので、なるべくお手伝いをしようと思っています。

写真は、森の香さんのうさぎ煎餅と和三本でできた光琳波とういう形のお干菓子。卯の歳の初釜に合わせたお菓子ですが、謡曲の竹生島に「緑樹の陰は湖面に沈んで魚も木に登り、月の兎も波間を走る。面白の浦の景色や」という一節があり、波間を走るうさぎを菓子器の中に表わして見ました。

説明するとヤボかも知れませんが、琵琶湖の湖面に周囲の山々の緑が映っている中を、魚が泳いでいるとまるで木の間を泳ぎまわってみえるようですし、水面に映る満月を漣が通り過ぎる様子は、まるで月の兎が白い波の上を走っているかのようにみえる・・・というような意味でしょう。とても繊細な観察眼と描写力をもった文章だと、感じます。日本語の表現力って、こういう自然描写のときに、すごく繊細だなぁと思います。

さて、今日の仙台は穏やかな一日で、無事初釜も終わりました。早いものでもうすぐ1月も終わってしまいます。今年もくいの残らぬ一年にしなければ・・・気を引き締めなおして、明日からまた仕事、仕事!

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