梅雨の始まりを告げる花

Img_0008 月曜日は凄いrainでしたね。傘を差していても、レインコートを羽織っていても、アスファルトに叩きつける雨の勢いで、足元はずぶぬれでした。今日は今日で衣替えだというのに異常なほどの低温で、冬に戻ったようです。

さて、週末ピンク色の蕾をつけていた笹百合の花が、月曜日の大雨とともに開いていました。火曜日の朝、庭に出て初めて気が付きました。

Img_0022梅雨の季節というと、紫陽花が代表のように扱われますが、実は紫陽花は梅雨も終わり頃に満開を迎えるので、梅雨の到来を告げるのは卯の花だったり、笹百合だったり、エゴの白い花だったりします。

梅雨が明けると、東北の山には白い大輪の山百合が目立つようになります。

昨年の猛暑には閉口しましたが、でも、こんな肌寒い日には早く夏になれっ!て思っちゃいますね。

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夏は来ぬ♪

Img_0006 毎年、この季節になると歌いたくなる歌です。「卯の花の匂う垣根に ほととぎす 早やも来 鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ」。

最近は五月くらいだと「はなみずき」なんかもいい感じですがね。

ともかくも、うちの庭の垣根に咲いたウツギの花もほころんできました。卯の花くたしといいますから、もう梅雨も近いということでしょう。

梅雨までの貴重なこの爽やかな季節を、しっかりと楽しんで、体調もぐぐっと良くして行きたいものです。

おかげさまで、今週に入って耳の調子はかなり落ち着いてきました。このまま違和感が消えてくれるといいのだけれど、週末が近くなって疲労が溜まってくると、耳鳴りが戻ってくるんですよね。

でも、一歩一歩確実に改善している手ごたえがあります。ご心配をおかけしました!

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五月の庭の草花

Img_0147 五月の初旬、うちの狭い庭に群れ成して咲くのが稚児ゆり。

ほんとうに小さな白い花をつけるので、植えつけた当時はすぐに消えてしまうのではと心配したのですが、日の当たらない環境にうまく合ったのか、何時の間にか庭のあちこちで可愛い花をつけるようになりました。

Img_0148 その後を追うように、熊谷草が次々に蕾を開きます。こちらは稚児ゆりと比べると、葉の開き方といい、源平時代の武者が背負った母衣(ほろ)に見立てた花といい、圧倒的な存在感があります。

地下茎で広がるので、山野草店で売っているような1株だけの鉢ではなかなか増やすのは難しいようです。わたしの庭のものも、17年も昔に茶会の残りでいただいた1株だったのですが、12~3年間は葉しかつけなかったです。最近、ようやく花を付けるようになったかと思ったら、2株3株とどんどん増えるようになりました。

Img_0001 そして、五月も中旬を過ぎ、いまは寶鐸草が主役のようです。躑躅や皐、牡丹に芍薬と、華麗な花が咲きそろう季節ですが、我が家の庭の主役はなんて地味なことでしょう。

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羅生門葛(らしょうもんかずら)

Img_0146 鬼の太い上腕のように花の形が見えることから、「羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼の腕」という連想でついたのが、羅生門葛の名前の由来だそう。

写真は、もう花が開いてしまったので、鬼の腕の雰囲気がありませんが、蕾のときは「なーるほど」と思えます。

一体、誰がこんなネーミングを考えるのでしょうか。お茶の世界では、お道具に銘を付けて楽しむ習慣がありますが、名前の付け方に、その方のウィットや教養や人生観などが反映されます。こういう花のネーミングにも、共通する美意識があることを感じます。

接写して見て初めて気が付いたのですが、下の花片には濃紫色の斑点があり、菖蒲や杜若を連想させる華やかさがあります。

山から我が家の庭に植え替えて、もう10年ばかりになるのに、花房が小さいので今まで全然知りませんでした。

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2010侘び助椿

Img_0128 今年は猛暑の影響が、いい方に出る場合と悪い方に出る場合で極端なようですね。

秋の山では茸は豊作だったようですが、青森の海では養殖ホタテが高温でやられてしまい、今年はお歳暮に使えませんでした。

我が家の庭では、侘び助椿が例年には無いほど花を付けています。いつも日当たりが悪いため、遅いときは春先まで花を付けないこともあるのに・・・今年ははやばやと沢山の白い可憐な花をつけてくれましたhappy01

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大文字草

Img_0099 花びらが「大」の字に見える大文字草。花が小さいのであまり気付きませんが、こうしてアップにして撮影してみるとよく分かります。

お茶を嗜む前は、こんな地味で小さな草花に目を留めることはなかったのですが、こういう野の花ほど、床の間に季節を映してくれます。

こんな繊細な感性を喜ぶ文化って、日本以外にあるのでしょうかね。

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蓮華升麻 2010

Img_2500 今年も庭に薄ピンク色の可憐な花を咲かせてくれた蓮華升麻。この花はもう10年以上も昔、まだわたしが郡山で仕事をしていた頃、職場の先輩が、福島の地元の山中から届けてくれたもの。

毎年数輪だけですが、しっかりと花を咲かせてくれます。

長い茎の先に一輪ずつ咲く花が、風にゆらゆらと揺らめいている姿は、オートモビルを思い出させます。

立秋が過ぎ、朝夕の風の感じがすこし変わってきました。

  秋来ぬと 目には彩かに見えねども 風の音にぞ驚かれぬる(古今集 藤原敏行)

毎年、この季節になると同じ花を愛で、同じ風を感じ、同じ和歌を思い出す・・・そんな日々の積み重ねをとても大事に思う今日この頃です。

それにしても、今年の夏は、息が続かなくなりそうなくらい、暑い日が続きましたね。

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山荷葉の実

Img_2365 五月の半ばには、白い花を咲かせていた山荷葉が、7月に入ってこんな青紫の実をつけました。

Img_2316 五月にブログに載っけた時はこんな感じの花でした。

この後、どんな風に熟していくんだろ~。初めていただいた山野草なので、全くわかりません。楽しみ、楽しみ♪

話は変わりますが、新しい職場で冷房の下に席があるせいか、頭痛と関節の冷えと、なんだか冷房病のような・・・。転勤すると、新しい環境に馴染むまで大変です。辛抱、辛抱!

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笹百合

Img_2333 ようやく衣替えの季節らしい天気になりました。とは言え、仙台は20℃前半まで。まだまだ夏を匂わせるような暑さにはほど遠い爽やかな気候です。

昨日のsunで、庭の笹百合が見る見るピンク色に色づき、夕方には花を開いていました。これは朝露に濡れた蕾の姿ですが、なんというか、ちょっと艶かしいピンクですよね。

笹百合はもともと西日本の花で、東北の野山には馴染みのない花です。東北の野山で、笹百合に近いのは乙女百合と呼ばれるピンクの百合ですが、笹百合よりももっとピンク色が強い感じがします。

いずれ新緑が生い茂り始めた初夏の野山に、このピンク色はとても刺激的です。

春過ぎて 夏来にけらし白妙の  衣干すてふ 天の香具山(持統天皇)

百人一首でわたしが初めて覚えた札が、衣替えの6月を詠ったこの歌。偶然にも自分の誕生月の和歌であったことで、より愛着を覚え、いつの間にか「十八番(おはこ)」になっていました。笹百合の風情と、百人一首に描かれた十二単の持統天皇の姿に、いにしえの大和の女性の面影を連想するわたしです。

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苧環

Img_2327 苧環(おだまき)なんてあまり珍しくないかもしれませんが、我が家の庭にはなかなか根付かず、きっと相性が悪いんだ・・・と諦めていたところ、なぜか数年前から庭陰に置きっ放しになっていた古瓦の鉢の上に、1本だけスラリっと咲いているのを見つけました。

昨年も、一昨年も花を見た記憶がないのですが、何時から其処に住んでいたのでしょうか?

園芸種の西洋おだまきは、花も姿も大きく華やか過ぎてあまり好きになれず、赤紫と黄色の山苧環も色合いがイマイチ。この苧環の小ぶりで、青味がかった紫の花だけが気に入って、もう6~7年前に庭に植えた記憶があります。

今頃、花を付けてくれるなんて、すごく幸せです。

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